今世界の金融業界は変革の中にあります。これまでは銀行を思い浮かべる方が多かった業界ですが、最近では様々な業種が銀行業に進出しています。コンビニエンスストアストアの中にATMが設置されるのは当たり前の時代です。住宅のローンの借り入れも大手スーパーに買い物に行ったついでに行うことができる上に、これまでの銀行と違い、日曜日、17時以降も対応してくれます。
利用者にとって、年々利便性が高まりつつある業界であり、またIT技術の取り入れも盛んになっているため、新しい技術が盛んに投入されています。例えば、数年前まではここまで急拡大することが考えられなかった仮想通貨はその代表格になるでしょう。そもそもの貨幣の概念を変えかねない新しい技術が生まれています。また、国が発行するお金そのものを介さないで電子マネーで取引をするスタイルもすっかり消費者の間に定着しています。
まだ日本は日本円に対する信頼度が高いので、貨幣を継続して使用している方も多い傾向にありますが、貨幣の信頼度が低い国や地域では、率先して消費者は電子マネーを利用します。電子マネーでの売買が定着すると、店舗側でも偽札の心配がなく、つり銭の準備も不要なので今後も市場が拡大することが予想されます。