イラストレーターに必要なことってなに?

絵を描いている芸術家の女性

マンガやイラストが好きで自分でも描くことがある人は、イラストレーターに憧れた経験があるのではないでしょうか?
しかし、イラストレーターの仕事は憧れだけでなれるような職種ではない狭き門です。

憧れを仕事にするために必要な力は何か?何をしたら少しでも近づくことができるのか、イラストレーターになるために必要なことについてスタートラインからご紹介します。

 

◎そもそもイラストレーターの仕事って?

イラストレーターの仕事はただ好きなイラストを描けば良いということではありません。クライアントから発注を受け、要望に沿ったイラストを制作することが仕事になります。マンガ家や画家は、どちらかというと自分のアイディアや創作物を買ってもらうので独創性が必要となるのに対し、イラストレーターは、クライアントの要望に応えた制作を行います。

・学歴や資格はいらないの?

イラストレーターの仕事は、基本「学歴」も「資格」も必要としません。イラストレーターの仕事に就くまでの進路として考えられるケースは、美術系の学校や専門学校で知識と技術を身に付け就職ですが、最近では、SNSやブログにアップしたイラストがきっかけでオファーが掛かり、イラストレーターになるという方もいます。
そのため、学歴や必須の資格はありませんがクライアントの要望に応えられるだけの技術が不可欠なためスキルを磨き続けることが重要です。独学で学んだ技術やもとよりの才能で活躍する人もいますが、多くのイラストレーターは技術を身に付けるために時間をかけて学んでいます。スクールなどに通いデザインを基礎から学ぶことで、応用できるスキルなどが身に付けることができます。

・イラストレーターの就職先は?

フリーランスで働くか企業に就職し専属のイラストレーターとして働くかの2パターンに分けることができます。企業に所属する場合は、広告などの制作会社やデザイン事務所などが多いです。最近では、VTuberやソーシャルゲームの人気が高く、ゲーム会社やライブ事務所などの求人も増えています。

◎イラストレーターに求められるスキル

イラストレーターに必要なスキルは、主に3つです。

  1.  Adobeソフトが使える
    制作系で使用されるAdobeの描画ソフトと画像編集ソフトが使えることはイラストレーターとして働く上で必須と言っても過言ではないスキルです。所属する企業や仕事の分野によっては、illustratorとPhotoshopのどちらかが使えれば良いという場合もありますが中には、illustratorとPhotoshopに加えそのほかの系列ソフトも使用できるスキルを求められる場合もあります。描画ソフトは、SAIやCLIPSTUDIOなど有料・無料ソフトは多数ありますが、多くの制作会社では、Photoshopが選ばれています。
  2. クライアントの要望に沿ったイラストが描ける
    イラストレーターは、好きなイラストを描いて仕事ができると思われがちですが、実際の仕事では個人の好みや創作性が求められることは少なく、クライアントの要望に沿ったイラストを描く力が求められます。継続的に依頼を受けるためには、クライアントのニーズを的確に押さえたイラストを納品できる技術が求められます。フリーランスで働く人は特にこのスキルは重要となります。
  3. コミュニケーション能力
    イラストの依頼を受ける際にクライアントがすべて分かりやすく指示してくれるとは限りません。中には「なんかいい感じに」といったすごく漠然とした依頼が来ることもあります。これでは、どんなイラストを制作すれば良いのか分かりませんね。こんな時に必要となるスキルがコミュニケーション能力なのです。
    クライアントの漠然としたイメージに具体的なアイディアを説明したり、ふんわりしたイメージを絞り込む力があると他のイラストレーターと差をつけることができます。

・スキルを磨くなら専門学校へ

デッサン、イラストの画像

イラストレーターとして活躍するには、スキルを伸ばすことが重要です。

この時、絵を描く力だけでなく、WEBデザインの知識も一緒に学ぶことができれば、他のクリエイティブ系の職でも活躍の場を探すことができキャリアアップにもつなげることが可能となります。イラストが学べる専門学校HAL では、イラストの技術面だけでなく、CGやWebサイトやアプリのデザインまで幅広く学ぶことができます。

◎まとめ

今回は、イラストレーターの仕事と求められるスキルについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?イラストレーターとして仕事がしたい、今よりもスキルを広げてキャリアアップがしたいという方は、一度専門学校に通うことを検討されてみてはいかがでしょうか?