いまなら引く手あまた!いろいろある福祉の資格

福祉というのは言葉としては知っていても具体的にどういう業界でどういう仕事があるかは以外に知らないものです。福祉の分野は幅広く、人に対して行う仕事もあれば、行政との懸け橋となって活躍する仕事まで色々とあります。職種内容は複雑ですが、関わる資格についても複雑です。代表的な資格と職業について見てみましょう。

①ケアマネージャー

要介護認定や要支援を受けた高齢者へのケアプランを作成し、介護サービスに携わる職業です、福祉事務所などに所属し、介護事業所との連絡・調整を進めるこれからの高齢化社会を支える大切なお仕事です。ケアマネージャーはそれだけになるのが難しく、資格試験を認定されるだけでも医師や看護師、保健師などの資格取得から5年以上の実務経験を必須とされます。

②ホームヘルパー

日常生活に介護を必要としている高齢者や障碍者のケアやサポートをする仕事です。行政ごとで組織されている社会福祉協議会や民間の訪問介護事業所に所属するよりも、最近ではサービス付き高齢者住宅などで活躍する人も増えています。

③社会福祉士

心身に障がいのある人やその家族、社会的に孤立してしまった人の相談に乗り、それを解決するための医療や福祉サービスを案内する仕事です。自治体が運営する福祉事務所や社会福祉施設、民間の高齢者施設や病院などさまざまなところで活躍しています。社会福祉士になるためには、福祉系大学の卒業か一定数の実務経験が必要です。最近では、東京通信大学のように社会福祉士を目指せる通信制大学なども出来てきていますので、スキマ時間を利用して効率的に勉強を続け、社会人から社会福祉士を目指す人も増えているようです。

まだまだ福祉系の仕事や資格はたくさんあります。きちんと調べ、自分に見合った福祉系の仕事を目指すようにしましょう。