子供好きの方は、将来子ども関係の仕事に就きたいと考える人も多いですよね。代表的な仕事で言えば、幼稚園教諭ではないしょうか。よく、保育士との違いが分からない人がいますが、幼稚園とは文部科学省が定める、１つの学校という認識です。そのため、必要となる資格に『幼稚園士』というものは存在せず、『幼稚園教諭』となっているのです。幼稚園教諭が子どもを預かるのは、生活する上での知識を与え、教育していくことが主な目的となっています。対して保育士は、日中仕事などで子どもの世話が出来ない保護者のために、預かって食事や睡眠の援助、保育を行う場所なので、その点が幼稚園教諭と違うところです。最近では夜間保育所もあるようです。
幼稚園教諭を目指すのであれば、幼稚園教諭免許を取得しなければなりません。資格取得のためには学校に通う必要があるのですが、学校の種類によっても条件が違うので注意しましょう。幼稚園教諭免許は3種類あります。専門学校や短期大学で2年で取得できるものが「幼稚園教諭二種免許状」、4年制大学を卒業して取得できるのが「幼稚園教諭一種免許状」、大学院卒業後に取得できるのが「幼稚園教諭専修免許状」になります。在学期間が短いことから「幼稚園教諭二種免許状」の取得を目指す人が多いようですが、その分大学や大学院卒に比べて給料に差が出てしまうので注意しましょう。
幼稚園教諭免許を取得したら、いざ就職活動です。そんな時は幼稚園求人専門のサイトを活用しましょう。幼稚園教諭なら、その幼稚園がどのような教育に力を入れているのか、それが自分の教育イメージにあっているか、しっかり確認しましょう。ちなみに、幼稚園教諭の資格が必須の幼稚園が多いですが、保育士資格でもOKの場合もあり、そういった求人の掲載もあるので見逃さないようにしましょう。